ソトコト ソーシャル&エコ・マガジン

テクノロジーは、人間をどこへつれていくのか

vol.32

デジタルアートの成果

テクノロジーの発展とともに多くの仕事が機械に取って代わられる未来の社会においては、人間の創造性が大切になる。そんな未来のために、同じアート空間の中で自由に身体を動かし互いに影響を与えながら、共同的で創造的な「共創」体験の場をつくる。デジタルアートを牽引するチームラボが世界各地で開催する「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」のビジョンだ。

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vol.31

『間』のなき世界

むやみに慌ただしい感じがする。生活の中にも「間」がない。会話が途切れたときにはスマートフォン、移動中もスマートフォン、カフェでひと息のときもスマートフォン。あらゆる「間」が通信技術によって情報で埋められる。便利さは癖に、癖は中毒になった。書物はある種の閉じた世界で、読みながら想像に「間」を与え、思考の機会となる。

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vol.30

無人社会

無人社会。人間不在の社会はSFで描かれる世紀末のよう。あるはずのない絵空事。ただし、人間にとっては、なのだが。2018年1月、アマゾン・ドット・コムが米シアトルに無人のコンビニ『Amazon GO(アマゾン・ゴー)』を開業し、無人店舗がスタンダードになる未来への号砲が鳴らされた。

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vol.29

先端テクノロジー製ノルアドレナリン

とある人工知能学者が、「研究をしていると無性に焦るんです。何に対して焦りを感じているのかは判然としないのですが、焦りの総量は増している気がします」と漏らした。聞いてすぐさま合点がいったのは、僕にも自覚があるからだろう。テクノロジーによる進化の掛け算に、情報フローの高速化。

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vol.28

仮想天草四郎

『もうひとつの地球の歩き方』という舞台を観た。劇作家・演出家の鴻上尚史さんが主宰する『虚構の劇団』による公演で、人工知能がテーマに据えられている。江戸初期に起こった日本の歴史上最大規模の一揆である「島原の乱」(1637~38年)の総大将の天草四郎が人工知能で現代に蘇るというストーリーだ。

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vol.27

見えないものを見る力

「超能力でも持っているということかな?」。就職活動の面接で「未来を想像することが好き」と自己紹介したところ、とある大企業の面接官から真顔で切り返された。はるか昔のことではあるが、いまも志向の変わらぬ僕においては、ふと思い出してしまう一場面。冗談ならばなかなかウィットに富んでいるのだが、面接官の硬直した表情からはそれを微塵も感じなかった。

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vol.26

やさしさ調味料

イチゴ、レモン、メロン、ブルーハワイ。好みのかき氷のシロップを選ぶ。「やっぱりかき氷に合うのはイチゴだね」「いやいや、すっきりレモンが最高」と、好みの主張合戦が繰り広げられる。ところが、それらは全部同じ味のシロップ。違うのは、色だけ。五感のひとつである味覚には、甘み、酸味、塩味、苦み、旨みの5つの基本味が存在する。

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vol.25

Time is life(時は命なり)

僕にとって、あらゆる物事の中でもとりわけ「時間」の優先度は高い。時間は寿命のカウンターであり、命に同期していると考えるからだ。ということで、「Time is money(時は金なり)」ならぬ「Time is life(時は命なり)」を独自の座右の銘にしている。前者は、時給やタイムチャージのような拘束時間に応じた金銭の授受をイメージさせるが、「時間はお金同様に貴重なものであるから無駄に費やしてはいけない」という意が本当のところ。

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vol.24

テクノロジー・ユートピア

「人間の仕事が人工知能やロボットに奪われる」という切り口の言論は、もはや日常ごとになった。エリック・ブリニョルフソンとアンドリュー・マカフィーの著書『機械との競争』では、産業革命の第一波の蒸気機関、第二波の電気共に多くの労働者を生み、第三波のコンピュータも同様になろうと論じている。

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vol.23

仮想通貨狂想曲

仕事で海外に行く機会は多いが、日本円が現地で使えることはほとんどない。現地通貨に両替しない限り、手持ちの日本円にも無力感が漂う。日本を飛び立つまでは万能だった我が現金が、数時間の移動で異国の地に立った瞬間から威勢が弱まる。無論、価値を失ったわけではない。両替すればよいだけの話だ。

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ゴミ、捨てんなよ!

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