ソトコト ソーシャル&エコ・マガジン

福岡伸一の生命浮遊

KEYWORDSで絞り込む

vol.166 有性生殖の意味

前回は、有性生殖の意味について述べた。生命が、オスとメスという性別をつくり、2つの性が出合わないと次世代をつくれない仕組みをつくった。これによって、絶えず遺伝子をシャッフリングし、混ぜ合わせることができ、結果として新しい順列の組み合わせをつくり出す。

vol.99 エレガントな生物

細胞が単独で生活する単細胞生物から、複数の細胞が機能を分担して生活する多細胞生物へ。これが生命の進化における最大のジャンプだった。多細胞生物は受精卵から出発する。受精卵とは精子と卵子が合体してできたひとつぶの細胞である。その受精卵細胞が分裂を繰り返しながら増えていく過程で、細胞がそれぞれ個性を帯び、専門化を果たしていく。

vol.98 分化とはスイッチのオン・オフ、そしてボリューム調整

生命の時間はおよそ38億年と考えられている。もっとも初期の生命の痕跡がこの年代の地層にまで遡れるからである。それは原始的な単細胞生物だった。そのあと二十数億年という時間をかけて生物はゆっくり進化を遂げていくことになるが、この間、生物はずっと基本的に単細胞のままだった。

vol.76 腸内細菌の力

大腸菌は、ちっぽけな単細胞生物である。人間の細胞とは複雑さにおいて大きな隔たりがある。その限りにおいては、しょせん大腸菌、ということができる。しかしその生命力に関していえば、人間の細胞よりもずっと優れている側面がある。つまり、されど大腸菌、である。大腸菌について知るためには、まず私たち人間とこの小さな生命体との関係について語る必要がある。

ゴミ、捨てんなよ!

Copyright © sotokoto online, Inc. ALL rights reserved.