ソトコト ソーシャル&エコ・マガジン

福岡伸一の生命浮遊

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vol.167 アリマキ的人生

アリマキという小さな生物がいる。紡錘形のゴマ粒ほどの大きさで、虫メガネでよく見ると細い脚が6本ついている。つまりアリマキは昆虫の一種。アブラムシとも呼ばれるが、もちろんゴキブリとは違う。前回、書いたようにアリマキは季節がよいあいだは単為生殖で増殖する。つまりメスの個体が、オスの力を借りることなく、どんどん子どもを産むのだ。子どもはすべてメス。

vol.166 有性生殖の意味

前回は、有性生殖の意味について述べた。生命が、オスとメスという性別をつくり、2つの性が出合わないと次世代をつくれない仕組みをつくった。これによって、絶えず遺伝子をシャッフリングし、混ぜ合わせることができ、結果として新しい順列の組み合わせをつくり出す。

vol.165 DNAのシャッフリング

同じ父親と母親から生まれているのに、どうして兄弟姉妹でここまで容姿や性格が違うのか、なんてことがよく言われることがある。しかしそれは精子と卵子にDNAの情報がどのように分配されるかを知れば、違っていて当然のことだと納得できる。

vol.164 情報シャッフリング

精子がもたらす父方からのDNA情報量を50、卵子がもたらす母方からのDNA情報量を50、合わせて100の情報量が受精卵として合体して新しい生命がスタートする(正確にいえばX染色体とY染色体に情報量の差異があるのだが、これまた別の機会に述べることにしたい)。

ゴミ、捨てんなよ!

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