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ITはCO2を減らす!?
マメナジープロジェクトの次世代エネルギー宣言

パソコンの世帯普及率も7割を超え(2008年3月末73・1%、内閣府「消費動向調査」、2人以上の世帯)、日本は2012年までにCO2を激減させなければならない昨今、ITによるCO2排出が俄然、気になってくる。普通に考えれば、コンピューターを付けている分、電気を食うし、CO2排出は増える。では、どのくらい増えるのだろうか。総務省(2002年)によると、2000年のITによるCO2排出量は、日本全体の1 ・1%。もちろん、2000年度末のパソコン世帯普及率は50%だったから、それよりもずいぶんIT化は進んだし、恐らく1・5%くらいにはなっているかもしれない。しかし、10%増とか20%増でないことだけは確かなようだ。少し、安心する数値である。

 

一方、ITの進展がエネルギー消費減、CO2排出減につながるという考え方もある。GISPRI(地球産業文化研究所)による委託で私も参加して行った研究では、㈰需要構造の変化(モノからサービスへ)、㈪モノの利用効率向上(例:燃費向上)、㈫モノ間の代替(例:鉄からプラスチックへ)によって、ITはエネルギー消費を減らす可能性が高いとし、その規模を経済・エネルギーモデルによって計算した。2010年までにIT化が進み、素材産業などの製造業が海外移転し、その分サービス業が盛んになった場合、基準ケースと比べ、GDP成長率は約1%ポイント上昇し、一方でCO2排出量は1・5%減少した。

 

IT化で増えるエネルギー、減るエネルギー共におおよそ1・5%、よって帳消しといったところだが、経済はIT化が進んだほうがどうも調子がいいようだ。「ものづくり」は海外で行い、国内ではその設計やら経営マネージメントで外貨を稼ぎ、それ以外は生活を豊かにするサービス産業にみんなが従事する。食料自給、自然エネルギー普及、地産地消と組み合わせれば、ITはグリーンな未来への橋渡しをしてくれるかもしれない。

 

 


ロハストピックス

 
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