ソトコト ソーシャル&エコ・マガジン

NPO/NGOイエローページ

この情報は、ソトコト2010年3月号特集「ボランティアライフ100!」掲載の情報です。
旧バージョンのNPO/NGOガイドでも、300を超える団体をインデックス形式で掲載していますので、ぜひご覧ください。今後は本ページにすべての情報を集約し、随時アップデート予定です。
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東北

庄内映画村

人ふるさとアート

村がそのまま映画に登場? 映画村として、地域を活性化!

Manga: Robin Nishi

2003~04年、山形県庄内地方で、鶴岡市出身の小説家・藤沢周平原作の『蝉しぐれ』が撮影された。この映画のプロデューサーの「撮影でお世話になった地域の人たちに恩返しをしたい」という思いが、映画村が造られる原動力となった。その後2006年7月7日、映画文化の発展と地域の活性化を目指し、庄内地方の企業を中心に庄内映画村株式会社が設立された。以来『おくりびと』『山形スクリーム』など、多くの映画の撮影支援をしている。

映画を誘致することで、地元の雇用が増え、あらゆる産業が活気づいている。特に観光業への効果は大きい。庄内映画村株式会社が管理・運営する、東京ドーム20個分という敷地を持つオープンセットには、漁村・農村セット、宿場町、山間集落の撮影セットが建てられ、映画撮影に使用されている。2009年にこのオープンセットを一般公開したところ、近辺の観光施設にも観光客が増えてきた。現在は地元住民も「映画の街」として地域を意識するようになっている。

セットを雪から守るための除雪、スタッフへの食事の差し入れ、エキストラとしての映画出演など、映画村は地元に住む多くの人たちのボランティア精神に支えられている。

庄内映画村
tel.0235-62-2080
http://www.s-eigamura.jp/

0/DATE(ゼロダテ)アートプロジェクト

生物多様性アート

秋田の地域力、文化力を育て、高め、発信!

0/DATEとは、DATE(日付)を0(ゼロ)にリセットし、新しい何かを始める勇気やきっかけを創造する文化芸術活動。大館出身のアーティストや市民が立ち上げた。2007年から毎年アートイベント「ゼロダテ/大館展」を開催。古着でパッチワークバナーを作るワークショップや森の中での音楽イベント、商店街の空き店舗での美術展など、地域資源とクリエーターと市民のコラボレーションにより地域力・文化力をつくり出す。運営拠点は秋田県大館市のZAC(ゼロダテ アートセンター)だ。

2010年3月からは東京・秋葉原で、廃校を改修した3331 Arts Chiyoda内に「ゼロダテ アートセンター 東京(ZAC TOKYO)」を開設。秋田の文化芸術を発信・育成する。現在、会員企業や団体を募集している。「故郷を思う気持ちや故郷を元気にしたいという思いを、これからもどんどん高めていきたい」とZAC TOKYOの松渕得雅さん。

0/DATE(ゼロダテ)アートプロジェクト
tel.050-3332-3819
http://www.zero-date.com/

楽天野球団

人生物多様性

野球ファンと球場から、地域にエコを発信

楽天ゴールデンイーグルスの本拠地・クリネックススタジアム宮城は球場内のゴミの分別活動の啓蒙、ゴミの削減に積極的に取り組んでいる。球場での感動だけでなく分別活動の意識も持って帰ってもらえるよう、球場内に5か所のごみ分別回収ブース・通称エコステーションを設置。仙台市の家庭ごみのルールを採用して分別回収している。

このゴミ分別や呼びかけを中心的に行っているのが、なんと地域のボランティア。毎回約40人以上が参加するというから驚きだ。試合開始前には、チアリーダーがエコ活動への協力を呼びかける横断幕を持ってフィールドを回るなど、積極的に来場者へのPRも行っている。また、スタジアムの飲食店舗では、マイカップ利用でビールやソフトドリンクが割引になる制度を実施しているため、マイカップの持参が定着しつつあるという。

スタジアムから地域へ、エコ活動が広がっている。

楽天野球団
tel.022-298-5300
http://www.rakuteneagles.jp/

津軽三味線全国協議会

人ふるさと

津軽三味線の伝統を今日に伝え、明日に引き継ぐ

津軽地方に伝わる津軽三味線は、撥ばちで激しく叩く打楽器のような奏法や、即興での演奏を特徴とする。協議会では、演奏会や体験学習を通じ、この三味線や津軽の文化を広く継承している。毎年5月には、津軽三味線日本一決定戦を開催。10歳から80歳までと参加者の年齢はとても幅広い。

津軽三味線は本来、民謡の伴奏に用いる楽器として発展してきた。しかし独奏楽器としての魅力から、次第に曲弾き演奏ばかりに注目が集まるようになってきた。そこで、この大会では「唄づけ伴奏」「曲弾き演奏」の両部門を審査して日本一を決めている。

伝統的な演奏と共に、太鼓やシンセサイザーとのコラボレーションによる演奏など新たな試みも。津軽三味線の未来を見据えている。

津軽三味線全国協議会
tel.0172-33-6426
http://www.tsugaru-syamisen.com/

もりおか中津川の会

人生物多様性水

地元で親しまれる中津川の自然を活かした街づくり

岩手県盛岡市の中心部を流れる中津川。春は色とりどりの花、夏はアユ、秋はサケ、冬は白鳥と、四季折々の風物詩が街の人々を楽しませてくれる。「もりおか中津川の会」は、市民が主体となって、川をもっときれいにし、川を活かした街づくりを進めるための活動を展開。川や橋の清掃、草刈、花の植栽、生き物調査などのボランティア活動、ゴムボートやイワナつかみどりが楽しめる川遊びイベントなどを行っている。また、廃校となった小学校を活用し、河岸に生えるツルヨシという植物を使った和紙作りにも取り組む。

活動の多くは市民のボランティアによって成立している。ボランティアに参加した人には地域通貨“かじか”を提供。かじかは地域の蕎麦屋や喫茶店などの協賛店で使用できる。

もりおか中津川の会
tel.019-653-1058
http://www.u-keikaku.com/kawa/

ハックの家

人アート

陸の孤島で、夢を追い続けるトム・ソーヤの冒険

「陸の孤島」とも呼ばれる岩手県・田野畑村で、障害を持つ人を支援。『トム・ソーヤの冒険』の登場人物ハックのように、冒険をいとわず夢を追い続けることを願って名づけられた。「自分たちが楽しめること=利用者も楽しい」の一心で、楽しみながら様々なことに挑戦してきた。現在は水産加工、地元田野畑産の牛乳や卵を使用し、素材にこだわったパンの製造販売、古布を裂いて機織りした裂き織り(ここでは花咲き織りと呼ぶ)製作販売の3本柱で活動。花咲き織りは利用者の個性が光る世界にひとつの反物となる。パンづくり、裂き織り、染物、陶芸などの体験もできる。「スタッフも利用者もあまり立場にこだわらず、『ハックの家』をもり立てる同じメンバーとして、共に働き共に活動できる場所にしていきたい」と代表の竹下美恵子さん。

ハックの家
tel.0194-34-2303

ワンファミリー仙台

人農業食

やる気ファームで路上生活者に食と職を!

2002年、路上生活者を支援するための夜回りから始まった活動は、路上生活者からの「朝食を食べると一日の生命線を保てる」という声を受け、一緒に街のゴミ拾いをして朝食を提供する活動に発展。参加者には労働に対する対価として、おにぎりと200円を提供。現在は生活保護受給者への住宅支援、無料シェルター運営、農林業などの事業も手掛けている。やる気ファーム、やる気田だと名づけた農場・水田では野菜、米を栽培。農産物は基本的に無農薬栽培。里山管理のために伐採した木を原木にキノコも育成中。

スタッフは全員が路上生活経験者だ。リーマンショック以降、仙台でも路上生活者は増加し、若年ホームレスも目立つという。必要なくなることが理想だが、ますます必要とされる活動だろう。

ワンファミリー仙台
tel.022-274-9533
http://www16.plala.or.jp/onefamily-sendai/

ゴミ、捨てんなよ!

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