SOTOKOTO Report Vol.10 生活によく合う家。

生活によく合う家。

上/新「Smart Solabo」の発表会が行われたのは、馬込展示場に新しくオープンした木造4階建てのモデルハウス。中/住まいのエネルギーを管理しながら、タブレットPCで「見える化」できるHEMS。下/日産リーフを高速充電するV2H。蓄電池としての役割も果たすので、生活用電源や、非常時には予備電源になる。

 この夏も多くの人が節電に努めているが、節電をより効果的に行うには、暮らしの基盤である住まいに求められる役割も大きい。

 7月3日に発表された新「Smart Solabo」では、太陽光発電システムや家庭用燃料電池「エネファーム」、HEMS(ホームエネルギー・マネジメントシステム)、家庭用蓄電池システムやV2H(ビークル ・トゥ・ホーム)といった環境配慮機器を多彩に揃え、ライフスタイルや家族構成に合わせた最適な組み合わせを提案している。

 なかでも、太陽光発電システムとの連携を可能にした容量4・8kWhの家庭用蓄電池システムは、日中に太陽光発電システムでつくった電力を蓄え、発電量が足りない朝夕の時間帯に使うことができる。また、電気自動車(日産リーフのみ対応)の電力を住まいで利用するV2Hは、災害の停電時に約2日間の電力を供給することも可能だ。

 そして、この新「Smart Solabo」の発表会が行われた会場に新しくオープンしたのは、住友林業のモデルハウス「EARLYbird-For(アーリーバード・フォー)」。都市の狭小敷地でも有効的に「シェア」できる木造4階建てだ。二世帯同居はもちろん、賃貸スペースも併用している。

 もちろん、災害にも強い。地震や台風の際に建物にかかる強い「引き抜き力」に対して、1階から4階までの耐力壁を各階ごとに長尺ボルトで固定・緊結する「アンカータイダウンシステム」を採用。火災には、類焼の被害から守る二重貼りの外壁材を採用して安全を確保している。

 エネルギーの上手な活用や、心地よい居場所の共有で、新しい「シェアする暮らし」が実現できそうだ。

1:家族のライフスタイルや要望によって選べる環境配慮機器。/木造4階建てのモデルハウス「EARLYbird-For」。2:ホームエレベーターも設置。3:1階和室は二世帯団欒のシェアスペース。4:3階には子世帯のリビング。5:親世帯リビングは4階に。/「EARLYbird-For」の、安心の造り。6:サイディングと軽量気泡コンクリートパネルの外壁材で類焼を止める。7:地震に強いアンカータイダウンシステム。馬込展示場では27か所に設置。/8:7月3日、『馬込ハウジングギャラリー』で開催された発表会には大勢の報道陣が詰めかけ、スマートハウスの注目の高さがうかがえた。
living box

HEMS
家庭用のエネルギー管理システム。モニターで太陽光発電システムの発電量や売買電量、蓄電池の使用状況などを確認できる。消費電力の「見える化」によって、エネルギー消費量が15パーセント削減される(経済産業省のスマートハウス実証プロジェクト報告書による)とも言われる。

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