SOTOKOTO Report Vol.9 シェアして続けるダウンアンペア。

シェアして続けるダウンアンペア。

電力会社に言えば、ブレーカーは無料で交換してもらえる。ただし、アンペア数を上げる場合は、ブレーカーボックスを取り替える必要がある。

冷蔵庫、エアコン、電子レンジなどなど、
どのくらいの消費電力か知ってる?

 毎月支払っている電気代。明細を確認すると、基本料金と電力量料金に分けられている。この「基本料金」を手軽に下げられることを知っているだろうか? 玄関近くの壁の上方のブレーカーを見ると、契約アンペア数がわかる。電力会社に頼めば、無料でブレーカーのアンペア数を落とすことができ、節約にもなる。

「ブレーカー容量は少し大きめに設定されている場合があるので、現状でブレーカーが落ちることがなければ、10A程度なら落としても大丈夫なケースが多々あります」と話すのは環境経営戦略総研の村井哲之さん。ダウンアンペア前に、現在の電気機器の使用状況を把握するとよいそうだ。「まず、全員が家にいる時間を調べ、どの時間帯にどの電気機器を使っているかをチェックします。合計のアンペア数を計算すれば、自分たちが同時に必要とする最大アンペア数がわかります」とのこと。

 意外と電気機器のアンペア数を知らない人も多いのでは? 消費電力(W)は電圧(V)×電流(A)で計算されるので、家電製品のワット数を電圧の100で割ればアンペア数がわかる。つまり、1000Wのドライヤーを4人が同時に使うには40Aのブレーカーが必要になる。

環境に配慮した企業活動をサポートする環境経営戦略総研の村井哲之さん。www.kankyo-keiei.org

「電子レンジ、洗濯機、冷蔵庫、エアコンなどは共有し、同時に使う家電を減らしましょう。特に、消費電力の大きいエアコンが問題になると思います。暑いとき、寒いときは家族のようにエアコンのあるリビングに集まるなど、電力をシェアするという考えが必要になるでしょう。また、みんなでダウンアンペアを実行することで節電の意識も生まれます」

 エネルギー制約社会にマッチし、ムダなエネルギーを使わないという仕組みを持つシェアハウス。メイトとコミュニケーションを取りながら、電力のシェアも突きつめてほしい。

living box

ピークシフトプラン
夏のピーク時(13時〜16時)の電気使用を昼間や夜間に、昼間の電気使用を夜間にシフトできる場合は、東京電力の「ピークシフトプラン」を試してみるのもアリ。昼間〜夜間の1kWhあたりの料金がおトクになる。割高になるケースもあるので注意。
www.tepco.co.jp/e-rates/individual/menu/home/home06-j.html

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