ソトコト ソーシャル&エコ・マガジン

福岡伸一の生命浮遊

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vol.134 細胞の分化と初期化

われわれ多細胞生物の細胞は──それはヒトの場合、総計数十兆個になると推定されるが──もともと精子と卵子が合体してできたたったひとつの受精卵細胞に由来する。受精卵細胞が分裂を繰り返し、2、4、8、16、32、64、128、256、512、1024と増えていく過程で、徐々に変化を遂げていく。

vol.120 STAP細胞への逆風

優れた可能性をもった多分化能幹細胞をごく簡単な方法で作り得た──全世界が瞠目したSTAP細胞の発見をめぐる状況がにわかに揺らぎ始めた。そもそも日本のメディアが連日報道したのは、発見者の小保方晴子博士が若い理系女子だったからだが、なんといっても最も権威ある科学専門誌ネイチャーに2つの関連論文が同時に掲載されたこと──

vol.119 STAP細胞 その1

科学上の発見ということを超えて、社会的な流行現象にまでなっているSTAP細胞。ここまでメディアが過熱して報道し、注目の的になっているのは、なんといっても、STAP細胞の発見者・小保方晴子さんが、白衣のかわりに割烹着をまとい、研究室の壁をパステル色に染めているという、まだ駆け出しの女性研究者だったことによる。

vol.72 ソメイヨシノ

桜の季節である。一斉に咲いた花は散り、まもなく青い若葉に覆われる。よく見ると街路樹の桜にも小さな赤いサクランボが実っていることに気づく。子どもの頃、私はこの堅くて小さなサクランボをたくさん集めた。そして土に植え、水をやり、芽が出るのを待った。しかしどんなに待っても桜の芽が出ることはなかった。その理由を知ったのはずっとあとになってからのことである。

ゴミ、捨てんなよ!

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