ソトコト ソーシャル&エコ・マガジン

福岡伸一の生命浮遊

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vol.132 免疫力でがんに挑む1

19世紀末、米国の医師ウィリアム・コーリーは、がんの患者が、細菌に感染し高熱に苦しんだ後、しばらくするとがんが縮小していることに気づいた。がんと細菌は、本来は無関係のはずである。コーリーは、がん患者にあえて細菌を意図的に感染させることによってがんの治療をめざす実験を始めた。

vol.126 抗生物質の発見1

抗生物質の発見は、近代医学史上、最大の革命のひとつに数えられる。ペニシリン、ストレプトマイシン、カナマイシンなどの抗生物質は、人類にとって強大な脅威だった感染症──コレラ、赤痢、破傷風、結核、食中毒など──に卓効を示した。医者たちも患者たちもこの夢の新薬に驚喜した。

vol.76 腸内細菌の力

大腸菌は、ちっぽけな単細胞生物である。人間の細胞とは複雑さにおいて大きな隔たりがある。その限りにおいては、しょせん大腸菌、ということができる。しかしその生命力に関していえば、人間の細胞よりもずっと優れている側面がある。つまり、されど大腸菌、である。大腸菌について知るためには、まず私たち人間とこの小さな生命体との関係について語る必要がある。

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