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福岡伸一の生命浮遊

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vol.111 ヒトは男に生まれるのではない、男になるのだ

ネッティ・マリア・スティーブンズによる性染色体の発見は2つの大きな意味を持っていた。ひとつは、ヒトを含めて、多くの生物において、女になるか男になるかはあらかじめ遺伝子によって決定づけられている、ということである。そして、もうひとつは─こちらのほうがより重要だと私には思えるが─生物的には女性が基本形であり、男性はそこから横道にそれて、あとからつくられる、ということだった。

vol.110 スティーブンズ伝

個体が雄になるか雌になるかは、多くの生物で遺伝的に決められている。細胞の核の内部に格納されている染色体が遺伝情報を担っている。顕微鏡で見たとき、色素に染まるのでこの名がある。染色体は複数のユニットから構成されている。その中には性を決定する染色体(性染色体)があり、雌と雄ではその組み合わせが異なっている。

ゴミ、捨てんなよ!

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