ソトコト ソーシャル&エコ・マガジン

福岡伸一の生命浮遊

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vol.99 エレガントな生物

細胞が単独で生活する単細胞生物から、複数の細胞が機能を分担して生活する多細胞生物へ。これが生命の進化における最大のジャンプだった。多細胞生物は受精卵から出発する。受精卵とは精子と卵子が合体してできたひとつぶの細胞である。その受精卵細胞が分裂を繰り返しながら増えていく過程で、細胞がそれぞれ個性を帯び、専門化を果たしていく。

vol.98 分化とはスイッチのオン・オフ、そしてボリューム調整

生命の時間はおよそ38億年と考えられている。もっとも初期の生命の痕跡がこの年代の地層にまで遡れるからである。それは原始的な単細胞生物だった。そのあと二十数億年という時間をかけて生物はゆっくり進化を遂げていくことになるが、この間、生物はずっと基本的に単細胞のままだった。

vol.97 多細胞化の起源

生命の問題を時間の軸に沿って考えたとき、最大のジャンプはどの時点で起きたのかと問われれば、それはとりもなおさず単細胞生物だったものから多細胞生物が生み出された瞬間である、と答えることができる。たとえば私たちヒトは約60兆個の細胞から成り立っている多細胞生物である。

ゴミ、捨てんなよ!

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