ソトコト ソーシャル&エコ・マガジン

福岡伸一の生命浮遊

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vol.80 小さなネックレス

1匹の大腸菌は薄い膜で取り囲まれたひとつの細胞である。ひとつの細胞でひとつの生命。つまり大腸菌は単細胞生物である。そして子孫をつくるときは雄も雌も必要ではない。ただ細胞分裂して2匹に増えるだけでよい。もういちど分裂すれば4匹、さらに分裂すれば8匹、16匹、32匹……10回分裂を繰り返せばその数は1000を超える。

vol.79 ペニシリンの発見

ほとんどすべて抗生物質が全く効かないスーパー耐性菌の出現が問題になっている。これまで話題にしてきた動く遺伝子プラスミッドが耐性菌の出現と密接な関係にあるのだ。そのことを話す前にそもそも抗生物質とは何だろうか。それは細菌の生育を阻害する物質である。抗生物質は偶然のミスから発見された。

vol.78 プラスミッド

ちっぽけな大腸菌。体長は数ミクロンしかない。もちろん肉眼では見えない。ふつうの顕微鏡(それはだいたい最高倍率400倍くらいだけれど)でも、大腸菌をはっきり見ることはできない。すきとおった楕円形のつぶつぶにしか見えない。大腸菌をきちんと観察するためには特別な染料で色づけしなければならない。

ゴミ、捨てんなよ!

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