ソトコト ソーシャル&エコ・マガジン

福岡伸一の生命浮遊

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vol.149 オートファジーは、
動的平衡を支えるしくみ

2016年のノーベル医学・生理学賞は、日本人研究者・大隅良典氏のオートファジー研究に対する貢献に対して授与された。今回は、これまでの本コラムのストーリーからちょっと離れて、この話題を論じてみたい。ここ数年来、次々と日本人がノーベル賞に輝くことが続いた(忘れっぽい人のために列記すると、12年は、iPS細胞の開発で、山中伸弥氏が医学・生理学賞、14年は、青色ダイオードの発明により、赤崎勇氏、天野浩氏、中村修二氏に物理学賞、15年は、寄生虫病薬の開発で、大村智氏に医学・生理学賞、ニュートリノ研究で、梶田隆章氏に物理学賞)ので、今回も大きなニュースになった。

vol.96 老化とは何か

前回触れた早老症の問題をさらに掘り下げて考えてみたい。老化は年齢を重ねるとともに徐々に起こる複雑で、多面的な現象である。顔にしわができ、皮膚がたるみ、猫背になっていく。外見上の変化だけでなく、代謝回転が遅くなり、循環不全が起こり、骨密度が低下する。しかもこれらの変化は時間の関数として推移するので、観察や解析も簡単なことではない。個人差も大きい。

ゴミ、捨てんなよ!

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