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2004年に発生した福井豪雨の災害復興支援として福井県鯖江市河和田地区で始まった、毎年夏に行われる「河和田アートキャンプ」。京都精華大学の学生が中心となり、災害ゴミを活用したアート作品など、「芸術」という側面からできる支援を続けてきた。やがて「復興支援」から「河和田の将来を築き上げる活動」へ視点をシフト。過疎などの問題を抱える同地区で、「芸術が社会に貢献できることとは何か」を模索しながら、今年も約130人の学生が地域と協力しながらイベントに取り組んだ。
農業や産業、健康など、7つのテーマからプロジェクトが進められる河和田アートキャンプ。開催の前々日、イベント中心地となる敷山神社の駐車場では「林業とアート」プロジェクトの作品が制作中だった。「今作っているのは『しそハウス』です。これは立ち枯れた杉を材料にした作品で、1本の杉からできる空間の可能性を探るというもの」。海外からの安価な杉材の輸入により需要が減少した国産杉材の抱える問題がテーマになっている。
9月3・4日の開催当日は、台風接近中の不安定な天候にもかかわらず、地元の人たちや学生の家族、NPO関係者など2日間で約1000人が来場。作品展示のほか、蔵を改装したバーやカフェもあり、地域の夜の防災をテーマにしたナイトウォークなどの体験プログラムも好評だった。イベントが無事に終わり「以前より積極的に参加される河和田の方も増え、この活動が必要とされているということが感じられました」と、河和田アートキャンプ学生副代表の橋本夏未さんはイベントの手ごたえを語った。
http://www.aai-b.jp/ac11/
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![2012年2月号号 [特集]あたらしい自給自足](/u/magazine/201202_side.jpg)


