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広域がれき処理のこと、みんなで考えよう Part2

あさひ幼稚園は、誰にでも開かれた場所

ベランダに寝っころがって「気持ちい~」。

2012年8月、取材に行ったあさひ幼稚園。その後の様子はどうなっているのか? 宮城県・南三陸町などで支援活動を続ける日本ユニセフ協会の広報官・若林直子さんに話をうかがった。

「震災直後は、仮の園舎で過ごしていたのですが、先生もいろいろと気を使わなくてはいけなかったようで、あれしちゃだめと子どもたちの遊びを制限しなくてはいけない場面が多かったのですが、この園舎ができて、先生も子どもたちも『自分たちの園舎』という意識が生まれ、思いっきり遊べるようになりました」

この園舎を利用するようになって、子どもたちも目に見えた変化があるらしい。

子どもたちの笑顔は、町の宝。

「まず、身体のバランス感覚や体力がとても伸びました。これも手塚貴晴さん、由比さんが建築した、園舎をぐるりと一周できるベランダが影響しているようです」。若林さんがあさひ幼稚園に行くと、子どもたちはいつも廊下をぐるぐる追いかけっこをして遊んでいるそう。「あと、木の廊下はとても気持ちがいいみたいで、よく寝そべっている子もいますよ」。

また、子どもの発育にいい影響を与える建物として、全国からあさひ幼稚園に見学にくる人が増えていて、子どもたちの社交性も育っている。 「あさひ幼稚園はとても開かれた場所で、いつでもウエルカムな姿勢が感じられます。実際に私がお邪魔して帰る時は『また来てね!』といつも先生と子どもたちみんなで見送ってくれるんです」

南三陸町の人々から「復興のシンボル」とされているあさひ幼稚園。そのシンボルとなっているのは、子どもたちの元気な笑顔なのかもしれない。

日本ユニセフ協会
http://www.unicef.or.jp/

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