ソトコト ロハスピープルのための快適生活マガジン

アリ・アタッスのLET’S GO TO 南アフリカ!

vol.37

ブブゼラ文化が世界に広がる text:Ali Attas illustration:Mio Yamasaki

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3年に及んだこの長い連載も、すべての道がいつか転換点を迎えるように、今回で最終回となる。アフリカの大地で初めて開催されたFIFAワールドカップは、この7月で幕を閉じ、この連載も一定の役割を終えた。

歴史的な大会となったワールドカップは、たくさんの感動的な場面を与えてくれた。南アフリカ共和国の父ともいえるネルソン・マンデラ氏が、車いすに乗っての登場とはいえ、観衆に神聖な笑顔を見せ、熱狂的な歓声に手を振って応えていたことは、いつまでも心に残るできごとだ。

この連載の読者にもブブゼラを鳴らし、お別れを言うときが来た。南アフリカ、いや、アフリカが立ち上がり、地球規模の特大トーナメントの運営をやり遂げた。しかし、試合のほうでは、ガーナがほんのわずかな差で、準決勝進出を逃してしまった。

アフリカを象徴するような楽器となったブブゼラは、その不思議な音色とともに、一つの文化となって、世界に広まっている。私たちはそれを、テレビの映像を通して知ることができる。

先のツール・ド・フランスで、フランス国内を走るサイクリストに、ブブゼラの音で応援する人がいるのを観て、私は驚いた。そう、この日本でも、この夏のバーゲンセールで、ブブゼラが呼び込みに使われているのも聞いた。

そして、今、私が悲しいブブゼラの音を出す番だ。クワヘリ(さようなら)、また会いましょう! アフリカの風はサッカーだけでなく、どこにでも吹いている。

掲載号

vol.36

ワールドカップを終えて text:Ali Attas illustration:Mio Yamasaki

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2010年の夏の記憶は、私たちの記憶にいつまでも残るだろう。南アフリカがホスト国になるという、ワールドカップ史に残る夏になったからだ。そして人びとは、アフリカがいかにいい場所なのか、リラックスし、人生を楽しめる場所なのかを知ったはずだ。

壮麗な開会式から閉幕まで、母なるアフリカの祭典が、華々しく、テレビの画面を通して世界に伝えられた。試合の始まりのロゴは、私たちにアフリカの美しさときらめくようなシーンを植えつけた。

ヨハネスブルクと、きらめくネオンライトが魅惑的なケープタウン、輝かしい山と海岸のポロクワネ、ルステンブルク、ブルームフォンテーンなど、自然と野生動物が美しいハーモニーを奏でる大地を私たちは見た。

日本がパラグアイに負けたこと、ガーナがウルグアイに負けたことは残念だった。今や世界的に有名になった巨大な音を出すブブゼラが鳴り響いた。南アフリカのすべての会場で、この音は鳴り響いていた。

ネルソン・マンデラは年老いたものの、大会への期待を口にした。偉大な星のようなガーナ、そして“少年たち”を意味するホスト国・南アフリカ代表チーム「バファナ・バファナ」も、その勇気と熱意は、これからも人びとに語り継がれるだろう。

アフリカよ、永遠に。FIFAは今回、アフリカがいかに美しい大陸なのかを世界に見せる、黄金級のチャンスを与えてくれた。全ての種族が、一つとなることができた。アフリカよ、永遠に!

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vol.35

世界に誇るワールドカップの会場で text:Ali Attas illustration:Mio Yamasaki

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この夏に開催されている世界最大のトーナメント。南アフリカで開かれているこの大会の長い準備期間において、最も心配されたことの一つは、地球上の全ての地域からやって来る何十万ものサッカーファンを前に、このイベントを無事にやり遂げられるのかということだった。しかしどうにか、すべての会場で、この大きな仕事を行えている。

アフリカで初めて開かれるFIFAワールドカップがもたらしてくれる、巨大な宣伝効果とともに、熱心な環境保護主義者は、魅力的なスタジアムが南アフリカにどんな利益をもたらすのか、知りたがっている。

私は、特に2つのスタジアムに畏敬の念さえ覚えている。

ケープタウンのグリーン・ポイント・スタジアムは、収容人員7万人を誇る。なによりここは、海に近い。さらにケープタウンの有名な山が、見事な背景となっている。また格納式のガラスの屋根も、我々を驚かせてくれる。その外観は、騒々しいブブゼラの音を包んでしまう。

そして、もちろん、“クラウン・ジュエル”だ。ヨハネスブルクにあるこのスタジアムは、開幕戦と決勝戦の会場となる。

その見事なデザインは、伝統的なアフリカの容器であるカラバッシュに影響されている。また、夜になると、まるで空飛ぶ円盤のようだと言う人もいる。

国家の父、ネルソン・マンデラは彼の夢を実現した。南アフリカはこれから、とんでもない成功を収めていくかも知れない。

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vol.34

アフリカにとって記念すべき日 text:Ali Attas illustration:Mio Yamasaki

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FIFAワールドカップは、ついににここにある。世界中の何億ものサッカーファンは、7月11日の決勝戦の日、自国の代表チームが、優勝トロフィーを争っている様を歓喜とともに観戦しているか、そこまでに敗れ、悔しさにもだえているか、どちらかだろう。

開幕戦の2010年6月11日と、7月11日はアフリカにとって記念すべき日になるに違いない。

ヨハネスブルクは黄金の都市と呼ばれる。また、ヨハネスブルクは人間の努力の素晴らしさを見せる舞台にもなった。ネルソン・マンデラの気骨、勇気、忍耐、相手を赦すという心が、多くの人の気持ちをふるわせたのだ。アパルトヘイトは近年なくなり、南アフリカは、思想・信条、肌の色、人種などにとらわれない、調和のとれた希望の国となった。

FIFAのゼップ・ブラッター会長は、多くのアフリカ人の心に入り込んでいる。彼の夢は、アフリカの大地でワールドカップを現実に開催することだった。そして、アフリカは、世界で最も大きいスポーツの祭典を手に入れた。

大会が終わった後も、人々は新しい活力を楽しむようになるだろう。そして、ロハス的な自然と野生動物の大国であるアフリカが、このような大会を開催できることを世界に示すことになる。未来への新しい希望を、喜望峰からまた永遠に発し続ける。

アフリカのどこかの国が、こののワールドカップの王者になるかもしれない。アフリカのチームがその責任を理解すれば、その奇跡を起こすのに、魔法は必要ない。

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vol.33

赤土と青空が融合する、カラハリ砂漠へ! text:Ali Attas illustration:Mio Yamasaki

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いよいよだ! そう、まもなくアフリカの大地でFIFA ワールドカップが開催される。南アフリカでは、メディアがもう大騒ぎだ。そして、エキゾティックなアフリカのサファリを売りにしているケニアやタンザニア、そして南アフリカも、この好機に燃えている。愛着のあるカーキ色のシャツに着替え、最新のカメラを手に、さっそくあなたもサファリの準備を始めていただきたい!

そう、今回のロハスなサファリの行き先は、カラハリ砂漠。ワールドカップの試合も行われるケープタウンで、地図とミネラルウォーター、キャンディなどを準備したら、クルマに乗り込もう。前知識はいらない。そこに行き、リラックスして、夜は無数に輝く星々の光を楽しめばいい。

カラハリとは、ツワナ語で“大いなる渇き”または“乾燥の大国”などを意味する。カラハリ砂漠は、アフリカで最も大きな砂漠の一つであり、ナミビアとボツワナ、そして南アフリカの北西部にまたがる。その広さは、およそ10万平方マイルにもなる。

もしかすると、砂漠には生き物がまったくいないと思っている人もいるかもしれない。それは間違いだ。ライオンやチーター、ヒョウ、キリン、ヌー、ジャッカルなど、たくさんの動物がいる。

赤土と青空が融合するカラハリ砂漠への旅の準備はできただろうか。そこでは、モロポ・カラハリ・ロッジに泊まるのもいい。ステーキディナーを楽しめる刺激的なロッジだ。夜は、パブで満天の星空を眺めてもらいたい。

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vol.32

ノースウエスト州があなたを待っています text:Ali Attas illustration:Mio Yamasaki

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今年1月、アフリカ・ネイションズカップに出場予定のトーゴ選手団を乗せたバスが襲撃されるという悲劇が起きた。今も、多くの人に衝撃を残している。FIFAワールドカップという、世界が熱狂する祭典を観るため、この夏、南アフリカへの旅を予定している人には、治安の面で不安に思う人もいるだろう。

特に、南アフリカチームと、ラテンアメリカサッカー界のマエストロ、メキシコチームとの試合がある最初の数週間の状況を心配に考える人がいる。しかし、それは杞憂だ。南アフリカ当局は、個人
に対する治安について、例えば先に終わったバンクーバー・オリンピックでのセキュリティなどと比較しても、それは遜色ないものだと発表している。

こんなふうに不安に感じられてしまう一方、南アフリカはロハス的な旅の行き先として最高の場所だ。風が気持ちいい、快適な海岸に囲まれたケープタウンには、有名な観光地もたくさんある。

また、ノースウエスト州もすばらしい。野生動物を見るのにもいいし、文化的な体験も楽しめる。マラリアの心配がないマディクウェで、極上のゴルフを堪能することや、保護区でのサファリは忘れられない思い出になるはずだ。

ノースウエストでは、気球などの空の冒険もいい。広大な土地での釣りやバードウォッチングは言うまでもない。さらに、簡単な登山までできてしまう。ゴルフの世界大会がここで開催されたのも不思議ではない。あなたの好きな旅の道具を持って、さあ、出発!

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vol.31

南アフリカの“ロード”を旅する。 test:Ali Attas illustration:Mio Yamazaki

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2010年、FIFAワールドカップの開催まであと3か月余りとなり、チックタックといよいよ秒読み段階に入った

今、南アフリカのことが世界中で話題になっている。私たちは、アフリカ大陸で初めて行われる、このビッグイベントの歴史的な目撃者になる。南アフリカの最初の対戦相手は、ラテンの“サムライ”、メキシコだ。

そして、冒険を求める旅人が今、南アフリカを目指しているのもたしかなことだ。

私が推薦する、センセーショナルな南アフリカのスポットは、ワールドカップの組み合わせ抽選会も開かれたケープタウンだ。さらにヨハネスブルク、クルーガー国立公園、ビクトリア滝、ポートエリザベス、そして“ガーデンルート”も外せない。

ガーデンルートとは、海岸線や田園風景など、その景観の美しさから名づけられた、ケープタウンからポートエリザベスまでのルートだ。

また、野生動物が暮らす、クルーガー国立公園の壮観な景観は、もはや定番といえる観光スポットであるし、この公園があるムプマランガ州には、“パノラマルート”がある。ブライデリバーキャニオンなど、息をのむ風景や大自然が体験できるルートだ。

威風堂々としたビクトリア滝もぜひ見てほしい。

あなたの五感を刺激し、心を解放してくれる場所が南アフリカにはある。

自然を感じに、ぜひ出かけてほしい。行かない理由はない!

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B787デビュー物語

2012年2月号号 [特集]あたらしい自給自足

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