森林を愛する「フォレスト・サポーターズ」 誕生!

林野庁と社団法人国土緑化推進機構で展開している、美しい森林づくり推進国民運動。
その、新たな運動として、森林づくりを広く呼びかける
「フォレスト・サポーターズ」が誕生した。
3月8日、東京・港区のエコプラザで行われた記者発表と、スペシャル対談の様子を紹介しよう。


3.8%削減のためにも、日本の森林を再生させよう!

  3.8%。これは、京都議定書で日本が世界と約束した温室効果ガス削減量6%のなかで、森林を整備することによって削減する目標値だ。6%の約3分の2を占める大きな目標達成のために、現在、盛んに森林整備が行われているが、国や行政、森林に直接携わる人たちだけでなく、私たち一般の国民がもっと森に関心を向ければ、森林はさらに力強く育っていくはず。森林に手を入れ、育て、生活のなかで木を使いながら、次世代に森林の素晴らしさを伝えていく。そんな、理想的な森林づくりのサイクルを実現しようと、林野庁では、「美しい森林づくり推進国民運動」を展開し、2008年12月に、「フォレスト・サポーターズ」を設立した。フォレスト・サポーターズとは、一般の国民や、NPOなどのボランティア団体、企業が参加して、日本の森林を再生させながら、森の生き物や故郷の風景、伝統文化を守っていこうという、森を愛するメンバーの集まりだ。

  フォレスト・サポーターズでは、「4つのアクション」を呼びかけている。ACT1は、「森にふれよう」。森林環境教育や森林セラピーなど、森で行われるイベントや活動に親子で、あるいは友達と一緒に参加しようというアクション。ACT2は、「木をつかおう」。箸、文具、家具などに、間伐材などの国産材でつくられた製品を使うことで、日本の林業や伝統工芸を活性化しようというもの。ACT3は、「森をささえよう」。募金やボランティアをすることで、森林づくりを応援するアクション。そして、ACT4は、「森と暮らそう」。農山村を訪れ、人々の暮らしぶりにふれ、交流し、さらには実際に森で働いてみようというアクションだ。

  そして、これら4つのアクションを広めようと、森林吸収目標である3.8%という数字から3月8日を「フォレスト・サポーターズの日」とし、そのキックオフイベントが、東京・港区のエコプラザで開かれた。



  内藤邦男・林野庁長官は、イベントに集まった参加者に向けて、「フォレスト・サポーターズは、日本の森林を美しく守り、次世代に伝えていくための国民運動で、個人、団体、企業など、どなたでも参加していただけます。美しい森林づくり全国推進会議のメンバーでもあるガールスカウト日本連盟の方々から、『みんなで、もっと一生懸命活動できるといいのにな』という声が上がったことをきっかけに、フォレスト・サポーターズを設立することになりました。ぜひ、国民の皆さまに参加していただき、森林のこと、環境のこと、地球温暖化のことを考えていきましょう。幅広い参加を得て、日本の美しい森林づくりにその力を結集していきたいと思っています。子どもたちにも人気のスヌーピーも、サポーターズに登録してくれていますよ」と、笑顔で語りかけた。

  また、美しい森林づくり全国推進会議代表の出井伸之さんは、「私は職業柄、世界中を飛び回っていますが、日本の森林は、海外と比べても本当に美しいものです。ただ、国土の約7割を占める日本の森林も、手入れをしなければその力を発揮することができません。3.8%削減の達成も難しくなるでしょう。間伐をはじめとした森の品質の改良が、公共事業のひとつとしても重要なポイントになると考えています。パッシブな森をアクティブな森へ変えるために、努力とお金を使っていただきたい。シルクロードの終点の国、美しい緑に覆われた日本の森と木の文化を、未来の子どもたちに伝えるためにも、ぜひ、フォレスト・サポーターズに登録してください」と、メッセージを送った。

 私たち一人ひとりのサポートで、日本の森林をもっと豊かに再生させることができる。まずは、フォレスト・サポーターズのwebサイトから、サポーターズ登録することから始めよう!
 
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